ドラッグストアに行くと、サプリメントのコーナーに「酵素」って書いてあるサプリがたくさんありますよね?

 

たくさんの人が健康や美容のために「酵素」が入ったサプリなどを選んでいますが、そもそも「酵素」って何なんでしょう?

 

酵素って何?〜触媒である

 

酵素は第9の栄養素などと言われていますが、一体何なんでしょうか?

 

人間は、活動をするためにエネルギーを摂りますよね。

 

活動をするための三大栄養素が、糖質、脂質、タンパク質。

 

それに、ビタミン・ミネラル・食物繊維が加えられて、6大栄養素。

 

更に、ポリフェノールやカロチノイドなどの抗酸化物質を加えて8大栄養素。

 

っていうふうになっています。

 

これらは自動車に例えるとガソリンのようなもの。

 

でも自動車にガソリンだけ入れても走れません。

 

ガソリンが自動車を走らせる原動力となるバッテリーが必要ですよね。

 

車におけるバッテリーのような役割が「酵素」なんです。

 

人間が食べた食物は、そのままのカタチでは栄養にはなりません。

 

  • 入ってきた食物を分解する
  • 栄養を取り出す
  • 栄養を運ぶ
  • 不要なものを外に出す

 

こんな風に変わっていくのは想像がつきますね。

 

そこでは分子レベルで、分解・組成が行われます。

 

生命維持のために、その一連の化学反応の触媒となっているのが酵素なのです。

 

酵素って何?〜タンパク質?

 

人間の体は、約100兆個の細胞で構成されています。

 

これらの100兆個の細胞は、それぞれ異なった化学反応を行っています。

 

それらを仲介しているのが、触媒である「酵素」な訳です。

 

この酵素の中身は、タンパク質と説明されることもありますが、厳密にはタンパク質ではありません。

 

確かに、酵素は21種類のアミノ酸からできているタンパク質に囲まれていますが、これは外側の殻の話。

 

その殻の中に、ほかの物質をとらえて、分解や合成などの化学反応をおこさせるチカラを持つ「穴」があるのです。

 

一言でいうと、「タンパク質という殻に包まれた触媒的な働きをする生命体」といえます。

 

また、酵素はDNA上で作られると考えられてい>ます。

 

人間の各臓器・細胞が異なる化学反応を起こす分だけ役割の異なる酵素が存在しています。

 

現在分かっているだけでも2万種類以上の酵素が存在してるんです。

 

参考『「酵素」の謎−なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』
鶴見隆史(祥伝社新書)